「いわてイーハトーヴ書店」は
いわて県産のブックコンテンツを「売ります、作ります」
そして「育てます」。



2011年3月11日に起きた東日本大震災以来、日本全国の心が東北に向けられ続けました。
長い日本の歴史の中でこれほど長い期間にわたり日本人の心が東北に向けられてきたことは皆無といってもいいでしょう。

東北の地は坂上田村麻呂以来、常に蛮族の地に甘んじてきました。
その負い目を私たち東北人はいまも潜在的に持っていると感じます。
関東以西の人々の中では、東北の地はいまだ「道の奥」であり、「一山三文」の言葉が生きており、
東北に住む私たち自身もまた、自らの風土や文化に自信が持てずに、心の中で「西高東低」を受け入れていると感じます。

しかし振り返ってみましょう。
金色堂に代表される平泉の黄金文化、そして宮澤賢治や石川啄木などを持ち出すまでもなく、
この地は縄文以来現代に到るまで、「西」とは違う風土のなかで、独自の歴史を刻み文化を育んできました。
それは「西」と比べるまでもない、独自の誇りあるものです。

わたしたち「いわてイーハトーヴ書店」は岩手のブックコンテンツを守り育て、情報発信することにより、
岩手県人の培ってきた歴史や文化、ひいては東北の歴史や文化を全国・世界に発信することにより、
新たな歴史や文化を誇り高く創造して行くお手伝いをしたいと考えおります。


「いわてイーハトーヴ書店」はいわて県産のブックコンテンツの販売と制作を通して
岩手県の地域文化向上発展に寄与したいと考えています。



そのような背景の中でいわてイーハトーヴ書店は、岩手の出版社や印刷所から企画出版された本、
岩手県出身作家の著作物や個人の自費出版物、自治体や団体で作成した貴重な限定本をネット上に掲載し、紹介または販売しようとするものです。
また、すでに絶版になっているものについては電子書籍化を試み、閲覧もしくは購入できるよういたします。
いわば、「岩手県産書籍の産直市場」を開設し、岩手に埋もれ、岩手以外の人たちの目に触れることがなかった書籍に光を当て、
もって岩手の文化や歴史を全国に知ってもらおうとするものです。
「岩手発のブックコンテンツのポータルサイト」、これが私たちが目指しているものです。




「いわてイーハトーヴ書店」は、
平成24年度岩手県が公募した「いわてeビジネス推進事業」に事業構想が採択され、
岩手県の事業費により開設されたサイトで、
事業主体はイー・ピックス/(有)大船渡印刷です。


掲載されているコンテンツは、イー・ピックス社、東海新報社、江刺プリント社、岩手日報社など
10数社のコンテンツ、著者は20数人です。(2018年8月現在)
ご自分の著作物であれば、個人や法人、地方自治体などの別は問いません。
「いわてイーハトーヴ書店」で本を販売したい、本の企画を相談したい方は イー・ピックス/(有)大船渡印刷までお問い合わせください。


※ご自分が作られた「本を売りたい」とお考えの方、詳しい販売の条件を知りたい方「いわてイーハトーヴ書店」で自分の本を売りたい方へ(その1)へ



イー・ピックス/(有)大船渡印刷 代表取締役 熊谷雅也
〒022-0002 岩手県大船渡市大船渡町字山馬越44-1
TEL.0192-26-3334 FAX.0192-26-3344
http://epix.co.jp