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「ピアサポート」で大切なこと−
●同じ景色を共有する
●自分も相手も大切にする
●違いを認め合い寄り添う

生きづらさを抱えていた著者が、ピアサポートとの出会いで見つけた自分らしい生き方とは？

生きづらさを抱えて暮らしている人の多いこの時代、著者がどの様にして自分らしく生きられる様になったのか、それを知ることで、もっとたくさんの人達が自分らしい生き方を見つけていけたらと思います。

ピアサポートとはピア（peer）＝仲間と、サポート（support）＝支え合いを合わせた言葉で、直訳すると「仲間同士の支え合い」という意味です。特にもピアサポートといったときには「同じ立場のもの同士の支え合いの営み」を指すことが多いです。私の場合で言うと、心と身体の不調を経験したという立場のもの同士が話を聞き合い、支え合うといった具合です。
ピアサポートの大きな特徴は、その支え合いの営みが上下関係や主従関係ではなく、対等な関係を基にしているという点です。ピアサポートでは、支援をする人、支援をされる人、ということではなく、お互いがお互いを支え合うという考え方を大切にしています。私はこうしたピアサポートが感じられるような仲間同士の集まりやイベントなどに参加し、ピアサポートの考え方を日常生活の中で実践することを通じて、自分らしく活き活きと生きるコツが掴めてきました。
この本では私の半生を振り返りながら、ピアサポートの考え方について私なりに思うことをお話ししていきたいと思います。（前書きより）





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